仮想通貨を運用していく上で非常に大切な取引所の使いやすさを5つのポイントから比較していきます。
■使いやすさ重要な5つのポイントとは
①取引量が多い
取引所形式では、売買したい金額や数量の希望を別のユーザーと照らし合わせて取引うため、買いたいと思っても、その値段で売りたいユーザーがいなければ、取引が成立できません。
ユーザー数が多く、取引が活発に行われている注文が通りやすいのです。
スピード重視で売買したいという人も多く、安く買える可能性もアップします。
②チャートツールの使いやすさ
チャートは、仮想通貨の値動きを見るための大切なツールです。
使いやすさの3つの重要なポイント確認しましょう。
・時間足が細かく選択できる
時間足ごとの値動きがわかりやすい「ローソク足(あし)チャート」を採用していますが、取引所によって「中空ローソク足チャート」や「バーチャート」「ラインチャート」など、チャートの種類が変更できるので、ユーザーの好みや取引スタイルに合わせてチャートの種類を変更することで見やすく、使いやすくなります。
・高度な分析が可能か
高度な分析を可能にするTradingView
「TradingView」は
・どれだけの幅で価格が上下しているか
・平均的にどれくらい推移しているか
などなど、100以上のテクニカル分析が可能なツールです。
チャートに線を引く、文字入力ができたる機能もあります。
仮想通貨は噂で価格が乱高下する世界。
チャートを見て分析出来れば、どの銘柄が上下するかの傾向が把握できる可能性が高くなります。
③サーバーの安定性
仮想通貨取引所は、ウェブサーバーによって管理されています。
スムーズに取引を行うためにはサーバーの安定性は重要なポイントです。
仮想通貨の価格が急騰、急落すると注文が集中します。
取引所のサーバーに大きな負荷がかかると、サイトの動きが重くなって、注文が通りにくくなったり、最悪の場合にはサーバーダウンして操作ができなくなることもあります。
そのためサーバーの安定性も重要なポイントです。
④注文方法の種類が豊富か
成行注文
成行(なりゆき)注文は、価格を指定しない注文方法。
希望の数量を指定するだけで、別のユーザーが出している注文の中から、その時点で最も有利な価格で約定(注文が成立すること)します。
初心者でも買いやすく、すでに出ている注文から自動的に買ってくれるので、取引が成立しやすい注文方法です。
指値注文
指値(さしね)注文は、価格を指定する注文方法。
相場に関係なく自分の好きな価格で注文を出すことができますが、希望にマッチするユーザーが現れなければいつまで経っても約定されません。
しかし、仮想通貨は価格変動が非常に激しい上、夜間や早朝も常に価格が動き続けています。
その点、指値注文なら希望の価格になった時点で自動的に買ってくれるため、有利に取引できるでしょう。
逆指値注文・トレール注文などの特殊注文
逆指値注文は、通常の指値注文と逆で、買い注文で指定以上の価格、売り注文で指定以下の価格にならなければ約定しません。
トレール注文とは、逆指値注文を応用した注文方法。
約定価格を設定せず、相場の動きに応じて柔軟な注文が可能です。
注文方法の豊富さも重要なポイントです。
⑤ ブラウザのスマホとPCの使いやすさ
仮想通貨投資では、購入・売却のチャンスがいつ訪れるかわかりません。
スマホに対応している取引所ならば、外出先でもチャンスを逃さず売買することごできます。
スマホアプリの有無
ご利用の仮想通貨取引所にスマホ専用のアプリが無いなら他を検討すべき!
スマホでの仮想通貨投資がより快適になりえる
使いやすく機能の多いアプリを提供している取引所がおすすめです。
ブラウザの違いで違和感が無いこと
スマホとPCのブラウザで見た時に違和感なく使えるということは、快適に使うための大切なポイントです。
取引所の使いやすさは、仮想通貨投資に必須の要件。
不用意に沢山の取引所を登録する必要はありませんが、数種類の取引所を経験しておいて損は無いでしょう。