仮想通貨取引所は安全性で選ぶセキュリティの堅牢さで仮想通貨の取引所は選びたいものです。
- 2014年のマウントゴックス事件
- 2018年のコインチェック事件
仮想通貨のハッキングなどによる仮想通貨流出事件はつねに取引所のセキュリティ脆弱性によって発生しているといっても過言ではありません。
多くの投資家にとって取引所を選ぶ決め手は、やはりセキュリティの堅牢さです。
メジャーな仮想通貨取引所3箇所をセキュリティの面から比較していきましょう。
bitflyer(ビットフライヤー)
世界一のセキュリティを誇る取引所
パスワードの強度チェック、アカウントロック機能、2段階認証、ログイン履歴の管理、自動タイムアウトのセキュリティシステムを採用。
特にビットコインに関しては、マルチ・シグネチャを採用していて、コールドウォレットに80%以上を保管することで、資産の分別管理も同時に行っています。
sqreen社(世界トップクラスのセキュリティソフト開発を行っている海外企業)による格付けでは最高のセキュリティスコアを獲得。
セキュリティ世界一の取引所と評価されています。
bitbank(ビットバンク)
JCBA(日本仮想通貨事業者協会)の世紀会員のビットバンクは、国内トップクラスのセキュリティ対策を誇っています。
オフラインのコールドウォレットにより顧客の仮想通貨を安全に保管しています。
※マルチシグ対応によるハッキング対策も万全です。
※マルチシグとは、複数の秘密鍵を分割し、決められた数の秘密鍵を持たないとトランザクションができないという方式で、ハッカーによってひとつの秘密鍵が奪われたとしても、それだけでコイン流出ができないようになっているという仕組みです。
Liquid (リキッド) 旧QUOINEX
ユーザーの仮想通貨を全てコールドウォレットで管理する日本で唯一の取引所。
全てをコールドウォレットで管理という施策は今までありそうでなかったセキュリティ対策と言えるかもしれません。
また、マルチシグにも対応しています。
ユーザーの資産を安全に守るため、常に取引所のセキュリティを高めています。
GMOコイン
コールドウォレット(仮想通貨の保管をネットから分離すること)によってコインを安全に保存しています。
仮想通貨・通常の通貨とも、GMOコイン側の資産と顧客の資産を分割管理しており、顧客アカウントの「乗っ取り」に対し、出金時・コイン送付時・ログイン実績のない環境からのログイン時に2段階認証を徹底することでセキュリティを強化。
外部からのシステム侵入に対し、24時間監視するとともに、外部専門家による脆弱性診断を定期的に実施。
DMMビットコイン
コールドストレージは、コールドウォレットと同じ仕組みです。それだけでなく2段階認証と会社資産と顧客資産の分割管理とともに、動画配信や各種レンタルなど日々膨大な量のプライバシー情報を取り扱っているDMMは、SSL(Secure Sockets Layer)暗号化通信によって常時顧客との通信を守ることでセキュリティを高めています。
信頼できる仮想通貨取引所が用いているセキュリティ技術は「コールドストレージ(コールドウォレット)」「SSL暗号化通信」「マルチシグ(秘密鍵の分割)」「2段階認証」が標準装備されています。
誕生してまもない仮想通貨ですが、安全安心に資産運用するにはセキュリティの信頼度はなくてはならない存在となっております。
上記以外の仮想通貨取引所を利用する場合には必ず、セキュリティ対策が上記と同等またはそれ以上に施されている必要があります。
大切な資産を投資するためにも、セキュリティ面にも是非注目していただきたいです。