■ クーコイン(Kucoin)の特徴
クーコイン(Kucoin)の特徴は主に以下の3点です。
- 香港の取引所
- 独自通貨KCSがある
- 取扱い通貨数が多い
①香港の取引所
KuCoinは、香港の取引所で、同じ香港に拠点を置く取引所に、世界最大級の取引高を誇るBinanceがあります。
クーコイン(Kucoin)は「第二のBinance」になるのではないかと期待されている仮想通貨取引所です。
②独自通貨KCS
クーコイン(Kucoin)では、独自通貨のKucoinShares(KCS)を発行しています。
KuCoinの利用者がKCSを保有することで、手数料の割引を受けられ、配当をもらうことができます。
③取り扱い通貨数が多い
KuCoinでは、180種類以上の通貨を取り扱っています。
大手の仮想通貨取引所に上場していない銘柄も多く、さまざまな通貨の中から自分の投資したい通貨を選ぶことが出来ます。
1日のユーザー登録者数が100,000人を超えたこともあり、とても勢いがある取引所です。
■KCS(KuCoin Shares)
KuCoinが独自に発行するトークンで、イーサリアムのERC 20トークンをベースに作られています。
①保有量に応じて取引手数料が割引される
「KCSの保有量」と「過去30日間の取引数量」に応じて、取引手数料が割引されます。
割引のレベルは10段階あり、最大割引率はメイカー88%引き、テイカー70%引きです。
②KCS保有者は毎日配当がもらえる
KCSの保有者は、KuCoinから毎日報酬をもらう事ができます。
KCSの保有数が多いほど報酬の額は大きくなり、ユーザーは少なくとも6KCS保有しておく必要があります。
例えば、10000KCSをKuCoinに保有していた場合、もらえる報酬は、KuCoinの1日あたりの交換量が10000BTC、手数料収入が20 BTCのとき、獲得できる報酬は次のように計算されます。
・KCSボーナスの計算式
KuCoinの1日の取引収入20BTC× 50% × (ユーザーのKCS保有数10000KCS/100000000)
計算すると、ボーナス額は0.001BTCとなり、この報酬は毎日KCS支払われます。
③上場通貨の人気投票に使用することが可能
投票1回あたり1KCSが使用して、KuCoinの上場通貨の投票に参加できます。
保有しているKCSが多いほどたくさん投票でき、ユーザーは最大1000票まで投票できます。
④KCS建てで取引可能
ビットコイン(BTC)、イーサリアム、(ETH)、ネオ(NEO)、テザー(USDT)、クーコインシェアーズ(KCS)、ビットコインキャッシュ(BCH)の6つを決済通貨にしています。
KCSとBCHを直接取引できる通貨ペアが、BCH/KCSとKCS/BCHの両方あることでBCHはKCS建てでいくらかで、売買することもできれば、KCSはBCH建てでいくらかで、売買することもできるのです。
2つのペアはそれぞれ独立していて、両方の価格は、ほぼ逆数となります。
⑤希少性を高めるための対策
KCSの総発行量は2億KCSで、現在KuCoinによって1億KCSがロックされているため、流通しているのは1億KCSです。
そして、四半期ごとに出た利益の最低10%分のKCSを買い戻し、破棄しています。
買い戻しは1億KCSが破棄されるまで続けられているため、KCSの流通量を減らすことでKCSの価値を高める効果があります。
大手取引所のバイナンス(Binance)が発行するバイナンスコイン(BNB)でも同様の仕組みが作られています。
仮想通貨取引において、手数料がKuCoinは0.1%の圧倒的に安く、さらに取引所の独自トークンであるKCSを保有していれば、最大30%の追加割引が受けられます。
アルトコイン売買を繰り返し行うならKCSを有するクーコイン(Kucoin)を選択する事をおすすめいたします。